時間を書けずに読むということ


日時:2011/03/06 場所:馬事公苑


本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

  • 作者: J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン,外山滋比古,槇未知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/10/09
  • メディア: 文庫
  • 購入: 66人 クリック: 447回
  • この商品を含むブログ (322件) を見る


「きちんと」読んだとは言い難い。だけど、今日の通勤時間(の一部)でこの本を読んだ。


一気に本を読むこと、これをずっと続けるかどうかは分からないけれど、その良さを少し実感している。

  • 脳みそフル回転。早く読むのだから、一語一句を追えているわけではない。追えていないどころか、目に付く言葉のほうが少ないかもしれない。そんな印象すらある。だから、頭を使う。キーワードを自分でつないで言っているような、そんな感覚。ストーリーを紡いでいくのだから、記憶にも残る。読書に関するアウトプットも出来る。結果、生産的な読書をしている。と思う。
  • 読み終わった後に残る感じが、本そのものを印象として捉えているよう。従来どおりにする読書は、心に残るのはある特定の場面であったり、言葉であったり。でもスピードを上げて読むと、後で振り返ったときに浮かぶのは、本の印象だったり、全体の構成だったり。


なんであれ、通勤時間の間に一冊の本を読み終えられる、と言うのは良い気分。



気になった言葉


‐ 著者に読者の言葉で語らせる
‐ すぐれた本は読者とともに成長する
‐ 小説は一気に読むもの