組織変更について軽く考える

今所属している組織は結構頻繁に組織変更が実施される。これまでの2年間を考えても自分の仕事に影響のある身近な変化からトップのレベルの変更まで複数回経験している。今年も例にもれず組織変更が議論されている。 組織変更は変わっていく(拡大していく)…

システムについて考えること

かつて、蒸気タービン発電機を製造する会社で働いていたことがある。当時の組織なので今がどうなのかは全く知らないけれど、タービン、制御、発電機、それから全体のコントロールシステム、のそれぞれが別の部署で設計、製造されていた。 タービン屋さん:蒸…

ダイバーシティを推進すること

仕事で起きたとある出来事をきっかけに、ダイバーシティについて考えている。同僚やメンターに相談しているなかで、The Loudest Duck という本を勧めてもらった。早速ポチった。週末には届く予定。 なぜ、この本を勧めてくれたか、というのがネタバレだけれ…

母国語は文化になるのか

VRによる同時翻訳サービスの実験を経て、母国語以外を使用することを『禁止』するというプレスリリースの記事が流れてきた。 prtimes.jp プレスリリースより抜粋 人種や性別とまったく同じように、英会話力など、本業の能力とは何の関係もありません。英語が…

語学はPDCAサイクル

今の会社に入って、SQLでデータを取得する、サイズの大きいデータを処理して意味を読み解く、Whitepaperを書く、などの今までの社会人生活では必要とされなかったスキルを習得する必要に迫られた。自分がとった方法は、社内データベースにある過去の例を手当…

どんな人に認められたいか

「大人たちにほめられるような馬鹿にはなりたくない」という記事について、今でも時々考える。 kaz-ataka.hatenablog.com 僕は自分で頭を使うことを忘れて簡単に流されてしまう人間なので、これがなかなかに難しい。僕なりの答えは、「この人に真っすぐでい…

未来は作り上げるもの

Peter Thiel の最後の質問に対する回答が、あまりに刺さったのでここに書き記しておく。 (以下、インタビューからの書き起こし) This always sounds too ambitious or too grandiose but I would like to get our society to get back to the future, to g…

How Women Rise

所属する会社は、女性のキャリアアップに力を入れている。その一環で所属するメンバーがコーチングプログラムを受講することになり、マネージャーとしての関わり方についてセミナーを受講した。そのセミナーで配られたのがこの本。 How Women Rise: Break th…

最近数年を振り返る

New Year Resolution を考える時期になると、毎年のように「来年はきちんと活動のログを残していきたいな」と振り返っていて、過去のブログや Twitter を見ても、だいたい1月には熱心に更新していることが分かる。ということで、今年も例にもれず、しばらく…

ビジネス本を読むということ

クレジットカードを発行してもらう必要があって、銀行に出向いたのだけれども、その待ち時間に、ダラダラとスマホをいじっていて、以下のブログの記事に行き着いた。(クウェートって公共サービスは非効率的でストレスフルだったりするけれど、銀行のサービ…

アメリカの電力業界のトレンドや懸案を業界紙に見る

Power Engineeringと言う無料の業界紙を購読している。アメリカ国内の電力事業者向け、と言った内容であり、また、Conventionalなポートフォリオを指示する内容で、多分に右寄りな情報誌だ。エネルギー業界とは右寄りなもの、と言うのはお決まりだけれど。最…

What is your religion?

クウェートに来てから、「あなたの宗教は?」と聞かれたことが何回かある。そのたびに少し答えに窮するけれど、「Mixture of Shinto and Buddism」と答えるか、そういう答えがまずそうなときには、「Buddism」と答えるようにしている。自分の宗教観を、簡単…

エリトリア独立記念日に際して思う

エリトリア独立記念パーティーにてエリトリアという国の存在を知ったのは、クウェートに来てからのことだ。エリトリア人の同僚がいたからで、最初はエリトリア、という国名が頭にないから、何度言われてもピンと来なかった。エリトリアは1991年にエチオピア…

ブログを再開

クウェートに駐在になってから、日々の生活の記録を何らかの形で残したいとは思っていたけれど、なんだかダラダラとしてしまって、はや3か月経ってしまった。これから、少しずつでも考えたことを残していけたらいいかなと思っている。

アメリカって一つの人格として考えられがちだけど

アメリカのことを書かれた記事が今日のRSSリーダーに2件入っていて、どちらもアメリカはもうダメだ、みたいな論調だったから、そんなものかねーと考えてしまった。アメリカで数年間暮らして、ある程度いろいろな場所に行った感覚からすると、アメリカは「ア…

霞が関半生記のメモ

今日は睡眠が6時間程度だけれども、少し起きるのが辛かった。眠りの質、と言うのが多いに影響しているのだろうな、と実感。週末まであと二日間。週末が待ち遠しく思えるのは、仕事に打ち込めていない証拠なのかな。ともあれ。。。「霞が関半生記」なる本を読…

身につけたいものと身につけたくないもの

週末はあっという間に終わってしまって、今日から一週間、また働かなければ。テンションは低くない。勉強したいことはいろいろとあるし、無理しない範囲で頑張ろうと思う。これからのキャリアのことをなんとなく考えていて、「蓄積していきたいもの」と「蓄…

職人技

昨晩は子供が大泣きしてしまって、睡眠時間は5時間とちょっと。あれ程に大泣きするのを見るのは初めてだった。最初のうちは泣きたいだけ泣かせてあげたらいい、なんて思っていたけれど、実際に泣いている顔をみると、そうも言ってられなくなって来て、でも抱…

先人に学ぶ

相変わらず鼻水ジュルジュル。朝は4時半に起きようとしているのだけれども、最近は一回スヌーズをかけてしまって、40分ごろ起き出している。バチっと一回で起きたいのだけれど、なかなか意思が弱い。昨日も持ち帰ってきた資料読みを進めようと思っていたのだ…

議論とは平行線を辿るもの

いつも考えさせられる宋文州さんのメールマガジンからの抜粋。 企業の中の議論は本来、共通の結論に到達しにくいものが多いはずです。その理由は立場と志の違いに由来するものです。人間に同じ立場と同じ志を求めることは無理なので自然に議論の限界も生じま…

エンジニアとして心がけること

昨日はお世話になった方が定年を迎えて、オフィスで挨拶をされた。定年を迎えても今までと変わらず同じ仕事を担当されるので、特に傍目には何が変わる、と言うわけではないのだけれども、ご本人にとっては大きな一つの区切り。所属も変わる。ご挨拶を聞いて…

古典を読んで高校時代を想う

週末は秋の訪れを実感するような、朝晩が涼しくて気持ち良い2日間だった。今週はジムに行かずじまい。土曜日は家族でピクニックに行って、ゆっくりして、日曜日は買い物に出かけて、DVDを観た。子供を左腕でだいていることが多いのだけれど、おかげで左腕の…

自分たちで築き上げるべきこととそうでないこと

昨日は早めに寝た。寝不足がパフォーマンスの低下に直結してしまうのは、何とかしたいところだけれども、まあしょうがない。久しぶりにきたスーツは、あまりに久しぶりすぎて、少しカビくさかったくらい。朝からあわてて硬く絞ったタオルで拭いて、スチーム…

こ難しい本の読書開始

あらためて、何ともいい文章ではないかと思う。 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂…

予約していた本が難解すぎる。。。

今日は朝起きて1時間弱ランニングと疲れたら歩き。最近運動できていないから、少し走っただけでだいぶすっきりした。夜走ればいいんだろうけど、なかなかそこまでモチベーションが上がってこない。気候も外を走るには良くなってきたし、これから少しずつ走る…

読書会の事後メモ

昨日で我が子は誕生から二ヶ月。体重は5600g程度まで増えて、腕にだくとずっしり思い。泣く声もしっかりしているし、寝ているときには首を左右に振れるようになった。表情も豊かになったし、いろいろな声を出すようになった。そして何より、笑顔がかわいい。…

文系と理系

「仏教が好き」という河合隼雄と中沢新一の対談本を読んだ。そのタイトルがちょっと突き抜けちゃってる感じがするから、電車の中で読むのは少し恥ずかしくて、カバンで表紙を隠しながらコソコソと読んだ。言い訳になるけれど、子供が生まれてから読書のペー…

Power Engineering International 読書会

昨日はかなり飲んだ。現場の人たちとの飲み会は楽しい。工場で実際にものづくりに携わる人たちと楽しく飲める、と言うのは嬉しいことだ。うまい言葉では言えないけれど、幅が広がる。 Power Engineering Internationalと言う無料で購読できる業界紙がある。…

2011年6月に読んだ本

ブログを書く回数が減ってしまって、誰に対してと言うわけでもなくなんとも後ろめたい気分になる。書かなくても誰が困るわけでもないし、ただライフログが残らないだけなんだけれども、Twitterとか会社の週報(週報にはコラムめいたことを毎週勝手に書いてい…

データを読み解くこと

気になった言葉。 「コンサルタントの仕事をひと言で言うと何だ?」と聞かれたら、私は、「グラフを書くこと」とでも答えるだろう。 仕事が出来る人とはどういう人か、いつも考えているが、その条件の一つは、「データを頭の中でビジュアル化できる人」だと…