Business

アメリカの電力業界のトレンドや懸案を業界紙に見る

Power Engineeringと言う無料の業界紙を購読している。アメリカ国内の電力事業者向け、と言った内容であり、また、Conventionalなポートフォリオを指示する内容で、多分に右寄りな情報誌だ。エネルギー業界とは右寄りなもの、と言うのはお決まりだけれど。最…

身につけたいものと身につけたくないもの

週末はあっという間に終わってしまって、今日から一週間、また働かなければ。テンションは低くない。勉強したいことはいろいろとあるし、無理しない範囲で頑張ろうと思う。これからのキャリアのことをなんとなく考えていて、「蓄積していきたいもの」と「蓄…

職人技

昨晩は子供が大泣きしてしまって、睡眠時間は5時間とちょっと。あれ程に大泣きするのを見るのは初めてだった。最初のうちは泣きたいだけ泣かせてあげたらいい、なんて思っていたけれど、実際に泣いている顔をみると、そうも言ってられなくなって来て、でも抱…

先人に学ぶ

相変わらず鼻水ジュルジュル。朝は4時半に起きようとしているのだけれども、最近は一回スヌーズをかけてしまって、40分ごろ起き出している。バチっと一回で起きたいのだけれど、なかなか意思が弱い。昨日も持ち帰ってきた資料読みを進めようと思っていたのだ…

議論とは平行線を辿るもの

いつも考えさせられる宋文州さんのメールマガジンからの抜粋。 企業の中の議論は本来、共通の結論に到達しにくいものが多いはずです。その理由は立場と志の違いに由来するものです。人間に同じ立場と同じ志を求めることは無理なので自然に議論の限界も生じま…

エンジニアとして心がけること

昨日はお世話になった方が定年を迎えて、オフィスで挨拶をされた。定年を迎えても今までと変わらず同じ仕事を担当されるので、特に傍目には何が変わる、と言うわけではないのだけれども、ご本人にとっては大きな一つの区切り。所属も変わる。ご挨拶を聞いて…

自分たちで築き上げるべきこととそうでないこと

昨日は早めに寝た。寝不足がパフォーマンスの低下に直結してしまうのは、何とかしたいところだけれども、まあしょうがない。久しぶりにきたスーツは、あまりに久しぶりすぎて、少しカビくさかったくらい。朝からあわてて硬く絞ったタオルで拭いて、スチーム…

読書会の事後メモ

昨日で我が子は誕生から二ヶ月。体重は5600g程度まで増えて、腕にだくとずっしり思い。泣く声もしっかりしているし、寝ているときには首を左右に振れるようになった。表情も豊かになったし、いろいろな声を出すようになった。そして何より、笑顔がかわいい。…

Power Engineering International 読書会

昨日はかなり飲んだ。現場の人たちとの飲み会は楽しい。工場で実際にものづくりに携わる人たちと楽しく飲める、と言うのは嬉しいことだ。うまい言葉では言えないけれど、幅が広がる。 Power Engineering Internationalと言う無料で購読できる業界紙がある。…

データを読み解くこと

気になった言葉。 「コンサルタントの仕事をひと言で言うと何だ?」と聞かれたら、私は、「グラフを書くこと」とでも答えるだろう。 仕事が出来る人とはどういう人か、いつも考えているが、その条件の一つは、「データを頭の中でビジュアル化できる人」だと…

初めての上司

社会人になって最初の上司は、3つ上のフランス人だった。とても優秀な人で、とても尊敬できる上司だった。彼に出会ったことが社会人としての礎を築いてくれた、と言うくらいに思っている。ぼくは今でも彼だったらどういう風に考えるのだろう、と思いながら仕…

技術と経験の違い

(会社の週報で書いていることを、一部こちらにも残しておこうと思う。少し内容を変えて。)私は全くもってジャズファンではないが、「A列車で行こう」とか「サッチモ」とか「スウィング」とかが何を指すかくらいは分かる。ビルエヴァンスとか、ライオネルハ…

プロスポーツ指揮官の言葉

プロスポーツの指揮官の言葉とか、勝負哲学とかってビジネス本でも確立された一つのジャンルになっている。ああいう類の本って分かりやすくて人気が出るのも分かるけれど、企業とプロスポーツチームの一つの違いが気になってしまう。 それは、現場で戦う人間…

仕事における 「つまみ食い」

日時:2011/03/06 場所:馬事公苑 仕事で新しいことを勉強していると感じるときは、往々にして「つまみ食い」をしているときが多いと思う。つまみ食いというのは、つまり自分の取り組んでいる仕事ではなくて、人がやっている仕事にちょっと首を突っ込んでみ…

フォトリーディングを試してみる

日時:2011/03/05 場所:桜新町 [新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める作者: ポール R.シーリィ,神田昌典,井上久美出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2009/11/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 63回この商品を含むブログ …

目に見える世界を整理する熱意を持って

日時:2011/03/05 場所:自宅マンション@用賀 仕事する机周りは整理整頓されているほどに生産性があがる。目に見える環境がもたらす効果は、目に見えるように分かりやすい。また、心にも良い。だから整理整頓を心がける。(もちろん、それだけの理由で片付…

経験の無さを補う勉強とは

先週と今週は、仕事が複数舞い込んでオフィスにいる時間が長かったが、それも今週の後半に落ち着いて、金曜日には少し落ち着いて仕事ができるようになった。 今は日本に「駐在」と言う形でいるから、その間にいろいろなことを吸収したい。だから、こういうゆ…

大事なのは、最初の反応

日時:2011/01/30 場所:麻布十番商店街 日本にいるときも、NFLを見るときには現地の実況解説で見るようにしています。 日本の実況解説が気に入らないと言うことはないけれど、現地の解説はゲームを楽しむために不可欠だとすら思う。 それは、まさに「解説」…

言うは易し行うは難し

今働いている組織は、Executionを大事にする組織です。任されたことを遂行することに価値がある、と考えられています。 そんなことは当然、と思うかもしれないけれど、でも僕はこれまで仕事を遂行することを当然とする組織で働いたことがありませんでした。…

財務・統計の一日教育を受けて

ブログ引っ越してきました。もう少し、気軽に思ったことを書いていこうと思います。 会社で財務・統計の一日教育を受けました。 財務諸表の超基本的な読み方、健全性、収益性の判定の仕方、をざっと教えてもらいました。 研修内容自体、基礎知識として有益な…

仕事を楽しむこと、公開するということ

Audio Podcast: Sharing a Measure of SuccessStanford's Entrepreneurship のポッドキャストを聴いています。今回は Slide Share と言う会社の方の話でしたが、印象に残ったことが一つあったので、メモしておきます。 質疑応答の中で、CEO の楽しさは常に新…

目標の意味

新卒で入った会社は自動車部品のサプライヤーでした。オーナー企業で社長夫妻がバリバリ指揮を執っている会社でした。今になって、いろんなことを勉強させてもらったことに気づくのですが、これも最近の「気づき」の話です。 その会社の目標は「世界の自動車…

エンプティネスと仕事のやり方

無印良品は、シンプルではなくエンプティネス 私は、この考え方は、ビジネスパーソンにも置き換えられるのではないかと、読み終わってから考えました。 職場において、自分が知っている知識を小出しにしたり、それを 「経験」 と言って見たりすることに違和感…

AlstomのHIPロータ交換のレポート (競争に参入すると言うことについての考え)

Replacing an HP/IP Rotor (Power Magazine) に関するメモ。 [案件を取れた要因]1. Quick delivery2. Competitive price3. Reliable quality (OEM experience) [それを支えるもの]a. Engineering innovation (2つの鍛造材を溶接でつなげて、ロータを製作する…

風力発電のニュースを読んで

Googleニュースにカスタマイズセクションをキーワード「発電」で追加してあるのですが、太陽光、風力と原子力発電に関するニュースが大部分を占めています。火力発電に関わる身としては、ちょっと意図していたのとは違うのですが、まあ、それはそれだと思っ…