大事なのは、最初の反応


日時:2011/01/30 場所:麻布十番商店街



日本にいるときも、NFLを見るときには現地の実況解説で見るようにしています。


日本の実況解説が気に入らないと言うことはないけれど、現地の解説はゲームを楽しむために不可欠だとすら思う。


それは、まさに「解説」です。


前のプレーで誰のブロックがよかったのか、
なぜレシーバーはオープンだったのか、
なぜ、そのプレー選択がよかったのか、


そういうことを瞬時に理解し、リプレーや過去の例とともに説明してくれる。これまで考えた時間や蓄えた知識がそこに濃縮されて取り出されていることを感じられる。




僕の職場には、設計者として長年の経験を積んだ方がいらっしゃいます。(ここで言う、「長年の経験」とは、長く仕事に携わっていると言うことではなくて、自分の頭で考えて決断を下してきたこと、それもエンジニアとして高いレベルで、を指します。)


一緒に仕事をしていると、一次情報に対する判断するときの思考の深さ、判断の的確さにいつも勉強させてもらっています。問題は××であり、目指すべき解は○○である、ということが的確に判断できるから、その後の動きに無駄もないし、アウトプットはきちんと説明できるものになります。




ある情報に対して、どう反応するか、そこに経験とか努力とかこれまで考えてきたこととか、そういうことが出るのだと思います。質の高いアウトプットを出せるために、情報に対する感度を高めていく必要性を感じます。