フォトリーディングを試してみる
- 作者: ポール R.シーリィ,神田昌典,井上久美
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2009/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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たとえば、本を読む前に目的、かけられる時間、どの程度理解したいか、と言ったことを明確にすること。読んでいる最中には細部にこだわらず読み進むこと、読み終わったらアウトプットすること(仕事であれば、メールに返信する、読んだレポートの内容をまとめる。勉強であれば、ノートにまとめる。)と言ったこと。
フォトリーディング、と言う技術そのものはある程度の鍛錬が必要だと思うけれども、コンセプトはすぐにでも活用できる、と言う印象。ということで、早速実践してみることとした。
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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結果。内容の平易さが多分に貢献したことは考慮しなければいけないけれども、読書にかかった時間は合計20分程度。「合計」と言っているのは、2回に分けて読んでいるから。まずはフォトリーディング。1日たってからスーパーリーディング。ただし、予習、復習、最終アウトプットの時間が別で20分程度かかっているので、合計で40分程度。
そしてまとめたメモは、以下の通り。あくまで、20分の読書でまとめたメモなので内容的に正しくない箇所があるかもしれない。ただ、そういうことを気にせずガシガシ書き出す、ということも、どうやら重要なポイント。
この本を読む目的
- レバレッジリーディングとは
- 多読の方法は
- 多読→100倍の利益の根拠は
- 〔時間〕1日程度
- 〔理解〕主張が分かる程度
- 使える多読のテクニックを学びたい
[予習:2分]
予習での考え
- マインドマップの本に書かれている内容に近い
- 目的の設定、読書スピード、復習の重要性、同じ分野の固め読みの効果
- 本の選び方には興味がわく
- 本は購入+書き込むべき、とあるが。。。
- 目的の再設定
- 多読と速読の異なる点は
- 本の選び方に対する著者の考えは
- 読み終わった後の実践方法とは
- 図書館の本じゃまずいの?
[フォトリーディング:5分]
キーワード
- バーチャルキャピタル
- リアル書店ネット書店
- 他人の経験
- レバレッジ
- 読書の常識
- スクリーニング
- カラーバス
- 読書環境
- フォローのシステム化
- レバレッジメモ
- 言葉をおごる
- 2度よまない
- 本棚整理
質問
- バーチャルキャピタルとは
- 読書とレバレッジの2つのキーワードの接点
- 本の選び方
- スクリーニング
- リアル書店とネット書店の使い分け
- カラーバス効果って(速読or多読のテクニックだと思うけど)
- 最適な読書環境のポイントって何
- 読後のシステム化とはつまり、、、
- レバレッジメモ
- 言葉をおごる
- 二度と読まない
- 本棚整理
- あたりだと思うが、中谷さんが実践している方法って?
- 同じ分野を多読するメリットは?
- 英語の本の読書のポイントは
- 本に書き込むテクニック、またそれによる効果は?
[スーパーリーディング:15分]
アウトプット
- ビジネス本は成功者の経験が書かれているもので、それは払うお金に対して100倍程度の価値があると言っても過言ではない。だから、かけたお金に対して得られるリターンはやはり100倍程度の価値がある。
- バーチャルキャピタルではなく、パーソナルキャピタル。つまり自分の資産。
- 本を選ぶときには、友人から情報を得る、ネットの書評を見る、メルマガ等を参考にする(ネット書店の場合)
- リアル書店の場合は、現状トレンドを見ながら選べる。思わぬ出会いもある
- 本を読んだだけでは駄目で、それを実践しないとリターンは得られない。そのためには、本の内容を自分のものにする作業が必要。
- レバレッジメモとは、つまり自分用の本を作り上げる作業。読んだ内容から勉強になったことを書き出す。
- このレバレッジメモ作成は読み終わってから時間を置いてから作るほうが客観性があっていいと思われる。
- そのためには、読書中に積極的に本にメモを取る、アンダーラインを引く、と言った作業が必要。それが無ければ後で見直してメモを作る作業の精度が落ちる。
- 言葉をおごるとは、つまり人に読書体験をおすそ分けすること。ドラッカーも「教えるときに最も学ぶ」とプロフェッショナルの条件の中で語っている。
- 中谷さんが実践している方法は、レバレッジメモをアシスタントに頼んで製本してもらっていること
- 同じ分野を多読するメリットは、何が重要な情報かつかめること。すなわち、どの本でも触れられていることは、その分野で外せないこと。
- 英語の本の読書のポイントは特になし。ただ、英語は時間がかかるから本の選定に少し慎重になるべき、とあった。
- 本に書き込むテクニックは無い。とにかく思ったことを書く。これは実践に移す上で重要。
- 本を2度読まない、とあったが、それは自分の指針となるような本に関しては別。繰り返し読む本もある。著者にとってはカーネギーの「人を動かす」がそれにあたる。
- メルマガ、お勧めビジネス本の紹介あり。
- 著者のメモの中にあった「語学は3ヶ月でものにするか、一生出来ないか」というメモが目に留まった。語学の勉強法を固め読みしてみるのも良いかもしれない。
言いたいことの要点はつかめていると思うし、さっと読んだ分だけ逆に細部にとらわれない、本全体としての印象がしっかり残る感覚がある。これはしばらく実践してみたいと思える読書法である。
メモはEvernoteに残していけば、iphoneからでも確認可能だし。ということで、しばらくやってみます。