霞が関半生記のメモ

今日は睡眠が6時間程度だけれども、少し起きるのが辛かった。眠りの質、と言うのが多いに影響しているのだろうな、と実感。週末まであと二日間。週末が待ち遠しく思えるのは、仕事に打ち込めていない証拠なのかな。ともあれ。。。

「霞が関半生記」なる本を読み終えた。官僚とは何かと批判されることが多いし、「官僚主導」と言うとなんだかあまり良くないことを指しているかのような使われ方をする。僕は官僚と言う人たちは優秀な人が多いだろうから、下手によく分かっていない国会議員の人たちがいろんな政策を立てるよりも、官僚が引っ張った方がうまく行くのではないか、なんて思っていたりする。

ただ、この本を読むと、その考えが少し違うかな、と思えてきてしまう。おそらくすごく優秀な人なんだろうと思う。でも、なんと言うか大局観みたいなものが感じられなくて、すごくセクショナリズムを体現している人と言うような印象を受けてしまった。やっぱり国を引っ張る人たちだから、もっと切れる人に任せたいな、と。

まあでも、すごく優秀な人は国家公務員になろうとは思わなそうだし、優秀な人が国家公務員になったとして、柔らかさとか切れ味を保っている、と言うこともどうやら難しそうだから、しょうがないのかな。日頃考えていることが正しいことを確認させてくれるような本ではなかった。僕なんかが意見するのもおこがましい優秀な人なんだろうと思うけど。