世界のエネルギー事情
エネルギー関係のフリーマガジンを2冊くらい購読しているが、そのうちの一つ、Power Engineering International の3月号に主要国のエネルギー事情が簡単にまとめてある。パラパラッと見て目に付いたところだけ抜き出してみる。
【抜き出し(出展はPEiに書かれていた通り)】
USA (Source: EIA)
- Total Installed Capacity (2009):1025GW
- Wind (2009):1.8% of total installed capacity = 18.5GW
- Coal (2010):44.6% of total generated electricity
- Gas & Oil (2010):24.3% of total generated electricity
China (Source: China Electricity Council)
- Total Installed Capacity (2009):874GW
- Thermal capacity (2009):652GW
India (Source: Central Electricity Authority)
- Total Installed Capacity (2009):169GW
Japan (US EIA)
- Total Installed Capacity (2007):279GW
- 原子力発電容量はアメリカ、フランスに次いで世界3位
Spain (Red Electrica de Espana)
- Total Installed Capacity (2010):103.08GW
- Wind Capacity (2010):19.96GW
【気になった点】
- アメリカが発電容量は一番。
- 日本のデータだけ、自分の国の機関ではないところから出てるのは何故?
- スペインの風力発電容量は、アメリカをもしのぐ!(政府が産業を支援すると言うことか)
- 中国は年間90GW程度、容量を増やしていくはずだから、アメリカを抜くのは時間の問題。
エネルギー消費をマクロに見ると、その国の経済活動の活発さだったり、その国のおかれた状況であったりが透けて見える気がして面白い。