2011年4月に読んだ本

先月は読書量も多かったけれども、今月は減ってしまった。引っ越してから通勤中に本を読むリズムがうまくつかめなかったことが大きい。それから、世田谷区から横浜市に移って、図書館の使い方がまだスムーズでないこともあるかな。

最低、月に5冊は読みたかったのだけれど、今月は達成できなかった。また、リズムを取り戻していきたい。

幸福な死 (新潮文庫)

幸福な死 (新潮文庫)

カミュの初期の作品。正直に言うと、まだ図書館で本を借りる準備が出来て無くって、本棚にずっと置いてあったけれども読んでなかった本の中から、何となくこの本を手に取った。異邦人を読んだときにも思ったけれど、当時のアルジェリアの気候や雰囲気が本から伝わってくるようで、それが印象に残る。

なんとなく、フランス人作家の本を比較的読んでいる気がする。アランとかカミュとかサンテグジュペリとか。


早期教育と脳 (光文社新書)

早期教育と脳 (光文社新書)

子供ネタ。実は今月は子育て本を何冊か借りたけれど、ちゃんと読んだのはこの本だけ。頭でっかちになってもしょうがないって思うけど、やっぱり気になる。。

天才に育てる、子供を伸ばす教育、みたいなタイトルの本って結構多くて、手に取りたくなるんだけど、やっぱり能力に関しては遺伝に依るところが大きいだろうし、気にしてもしょうがないんだろうな。


フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

ダニエルピンクって言う人はTEDのスピーチを見て知ったのだけれど、著作は読んだことがなかった。この本は2002年に書かれているものだけれども、そのころ描いていた未来像に今はかなり近いのではないか。

フリーエージェントとかノマドとか、イメージは分かってきてるんだけど、自分の生活には適用できていないのが正直なところ。突き抜けられるかなー。


プロフェッショナルマネジャー

プロフェッショナルマネジャー

これは前から気にはなっていたけれど、読んだことがなかった本。知っている人が推薦しているのを見て、読んでみることにした。ちなみにこの本は購入した。

よくビジネス本に見かける「生産性」とか「ロジカルシンキング」みたいなものとは一線を画している。たたき上げの人には共感できるところが多々あるんじゃなかろうか。面白くはあるが、興味の域を抜け切れていないのが正直なところ。これは自分の側の問題